視聴者の中には「ただ大きな声を出して笑っているだけ」と感じる人もいるかもしれない。だが、テレビ制作の現場において、彼の存在は「最強の潤滑油」として評価されている。どんなに現場の空気が冷え切っていても、勝俣が一人いるだけでスタジオのトーンが一気に明るくなるからだ。
「彼は台本を完璧に読み込み、自分がどのタイミングでガヤを入れれば番組が盛り上がるかを計算し尽くしている」と、あるキー局のバラエティプロデューサーは明かす。しかも、衣装はトレードマークの短パン。衣装代もかからず、気取らないキャラクターは、スポンサー受けも抜群だ。この「扱いやすさ」と「確実な仕事ぶり」こそが、彼が長年重宝される最大の理由である。