華やかなシンガーとしての絶頂期を過ぎると、彼女は退路を断つように本格的な女優業へと復帰した。そこで見せたのは、かつてのポップアイコンの面影を完璧に消し去る泥臭い演技だった。
独立系映画『誠実な国のアリス』での凄絶な演技は批評家から絶賛を浴び、青龍映画賞主演女優賞を受賞。さらに興行収入記録を塗り替えた大作『バトル・オーシャン 海戦』や『新感染半島 ファイナル・ステージ』など、規模の大小を問わず作品の屋台骨を支える確かな実力を証明してみせた。役柄になりきるための徹底した役作りは、映画関係者の間で語り草となっている。