年初の決算発表直後、株価は一時的に荒い値動きを見せた。サプライズ要素を含んだ利益率の改善が、市場参加者の予測値を上回ったからだ。主力の既存事業が底堅く推移したことに加え、先行投資を進めてきた新規分野が期首の想定を上回るペースで黒字化へ寄与し始めている。
出来高の急増は、これまで静観を決め込んでいた中小型株ファンドが動いた証拠と言える。寄り付き直後のまとまった買い注文は、明らかに機関投資家のアルゴリズム取引によるものだ。下値を拾う動きが手厚く、大引けにかけても崩れないチャート形状は、地合いの強さを如実に物語っていた。