日本語のニュアンスにおいて、「了解」という言葉には「物事の内容を理解し、それで良いと認める」という意味合いが含まれている。この「認める」という要素が、上から目線の印象を与えてしまう原因だ。同僚や部下に対して「了解した」と使う分には問題ないが、取引先や上司に対して使うと、相手の立場を軽んじているように受け取られかねない。
一方で、「承知」は「引き受ける」「事情を知る」という意味の謙譲表現だ。相手の指示や依頼をへりくだって受け入れる姿勢を示すため、ビジネスシーンで目上の人に対して使うには最も安全で適切な表現となる。