多くの企業キャラクターが専門のデザイナーや広告代理店によって戦略的に開発される中、ドンペンの生い立ちは現場発の叩き上げでした。ここにドンペン誕生秘話と歴史の面白さがあります。
ドンキのペンギンはなぜペンギンなのかという疑問に対する答えは、1998年当時の店舗スタッフによる手書きPOPにあります。当時、ドン・キホーテの店舗で働いていたPOPライターが、売り場を賑やかに演出するために何気なく描いたペンギンのイラストが原型でした。特に深い市場調査があったわけではなく、店内を涼しげに彩り、親しみやすい動物としてペンギンが選ばれたのです。
店頭に掲示されたその愛らしいイラストは、来店客だけでなく本部幹部の目にも留まりました。現場のアイデアを即座に採用するドン・キホーテ独自の企業文化も後押しし、1998年に晴れて正式なドン・キホーテ公式キャラクターとして採用されるに至りました。現場の手書き文字やPOPを武器に成長してきた同社らしい、まさに現場主義を象徴する歴史を持っています。