従来のスマートフォンゲームは、ともすれば「強いキャラを引いて消費する」サイクルに陥りがちだった。しかし、本作が提示したのは「努力と挫折、そして再起のストーリー」を自らの手で追体験するプロセスだ。
何度育成しても勝てなかったレースで、ギリギリの競り合いを制して1着でゴール板を駆け抜ける瞬間。画面の前で思わずガッツポーズを決め、目頭を熱くするプレイヤーは少なくない。タイパ(タイムパフォーマンス)や効率性が重視される現代において、あえて時間をかけて1頭のウマ娘に向き合い、挫折と勝利のドラマを共有する体験が、Z世代を中心とする若い層の心を強く揺さぶっている。