元々はYouTubeをメインステージとして活動を開始した「ももももえ」。緻密に計算された映像美と、一度見たら頭から離れないストーリーテリングで中高生から大人まで幅広い層を虜にしてきた。初期の作品はセルフプロデュースによる短編が中心だったが、そのクオリティの高さはアマチュアの域を完全に脱していた。
特にリアルとフィクションの境目を曖昧にするドキュメンタリータッチの手法や、緊張感が漂うサスペンス・ドラマ要素の盛り込み方は秀逸だ。既存のポップカルチャーに鮮烈なカウンターを打ち込むような姿勢が、瞬く間にコアなファン層を獲得する原動力となった。