一方で、愛猫が急に噛みついてきたり、尻尾をバタバタと振ったりする場合は、触れてはいけない「NG部位」に侵入しているサインだ。代表例が腹部とお腹周り、そして足先である。猫のお腹には内臓を守る肋骨がないため、本能的に無防備になる触覚刺激を嫌う傾向が極めて強い。
また、しっぽの付け根や背中の中央から腰にかけてのエリアは、個体差が非常に激しいポイントだ。知覚神経が過敏な個体の場合、過剰な刺激が塗擦痛のような不快感を引き起こす。愛猫の表情が硬くなったり、耳が後ろに寝る「イカ耳」になったりしたら、直ちに手を止めるのが鉄則である。