単なる皮膚の表面的なたるみと、まぶたを持ち上げる筋肉(上眼瞼挙筋)自体の機能低下による眼瞼下垂症は、似て非なるものだ。多くの人が皮膚の伸びを放置した結果、無意識に眉毛を持ち上げて目を開けようとし、おでこのシワや深刻な肩こり、頭痛に悩まされるようになる。
この境界線を正確に見極めるには、医療機関での診察が不可欠だ。日本形成外科学会に所属する形成外科専門医は、「まぶたの開きにくさが皮膚の余りによるものなのか、内部組織の弛緩によるものなのかで治療アプローチは全く異なる」と警告する。自力でのケアで限界を感じた場合は、我慢せずに専門の医療機関を受診すべきだ。