中学入試における実質倍率の高さは、近年さらに一段上のステージへと突入した。2月1日、2日、5日と続く入試日程のすべてで熾烈な戦いが繰り広げられる。
保護者層の意識変化も顕著だ。従来の「男子なら男子校、女子なら女子校の伝統進学校」という固定観念から脱却し、多様性あふれる共学環境で逞しく育ってほしいと願う家庭が確実に増えた。グローバル化とテクノロジーの進化が加速する予測不能な時代だからこそ、決められたレールの上を走るのではなく、自ら道を切り拓く力を備えた渋渋の卒業生像に、親たちは確かな未来を託している。