理想のタトゥーを追い求める愛好家たちは、画面の中の写真だけに満足しない。実際のクラゲが見せる幻想的な揺らめきを体感するため、足繁く水族館へ通う人も増えている。特に「クラゲファンタジーホール」で知られる新江ノ島水族館は、モチーフの生き生きとした表情や光の透け具合を観察できる絶好のインスピレーションの場となっている。
水槽を漂う本物のクラゲを注意深く観察することで、触手が織りなす柔らかな曲線や、傘が伸縮する立体的な美しさに気付かされる。そうして得たインスピレーションをアーティストと共有し、打ち合わせを重ねることで、世界に二つとないパーソナルな意匠が生み出されるのだ。