山野ゆりの名が一躍知れ渡ったのは、2000年代のストリートファッション全盛期だった。『Zipper』や『CUTiE』といった伝説的ファッション誌の誌面を彩り、個性的で愛らしいスタイルは当時のティーンや20代女性のバイブルとなった。モデルとしての輝かしいキャリアを積み重ねる中で、彼女が新たな情熱を見出したのが「パンの世界」である。
「ただパンが好き」というレベルにとどまらず、専門的な知識と技術を修得し、日本パンコーディネーター協会認定の資格を取得。さらに自ら「パンツィーノ」の愛称を冠し、単なるマニアを超えたプロフェッショナルとしての道を切り拓いた。モデル界から食の専門家への華麗なる転身は、エンタメ業界内でも大きな話題を呼んだ。