今回の業績拡大を支える最大のエンジンとなったのが、AI用データセンター市場の爆発的成長だ。AIサーバー同士を結ぶ超高速・大容量通信において、従来の電気配線から光配線へと置き換える「シリコンフォトニクス技術」の導入が世界中で加速している。
QDレーザが誇る量子ドットレーザは、高解像度かつ高温環境下でも著しく劣化しない極めて高い熱安定性を誇る。80度を超える過酷なサーバー環境下でも冷却機構を簡略化できるアドバンテージは、巨大テック企業にとって喉から手が出るほど欲しい技術だ。この分野での大手半導体メーカーからの引き合い増が、同社の通信セグメントの数値を一気に押し上げた。