大貫の鍛え抜かれたフィジカルがお茶の間へ強烈に浸透した最大の契機は、フジテレビ系ドラマ『ルパンの娘』における円城寺輝役でした。主人公・三雲華の幼馴染であり世界を股にかける大泥棒として、突然ミュージカル調に歌い踊り出すコミカルかつスタイリッシュなキャラクターは瞬く間に大人気に。華麗なステップとともにスーツをはだけさせ、引き締まった胸筋や腹筋を披露するキレキレのダンスシーンは、放送のたびにSNSを席巻しました。
さらに、その肉体美が極限まで活かされたのが、世界初演となったアクションミュージカル『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』のケンシロウ役です。伝説的な漫画原作の実写化にあたり、原作ファンが最も注視した「ケンシロウの圧倒的な肉体」を完全に再現。胸に七つの傷を刻み、激しい殺陣とフライング、アクロバットをこなしながら歌い上げる姿は、まさに生身のケンシロウそのものであり、舞台界に確固たる金字塔を打ち立てました。