「スチームコースター アイアンブル」の恐怖度を測る上で最大のポイントとなるのが、ジェットコースター特有の「内臓が浮き上がるような浮遊感(フワッと感)」の有無です。結論から言えば、アイアンブルには屋外の大型コースターに見られるような巨大なファーストドロップ(急傾斜の垂直落下)が存在しないため、激しい浮遊感が苦手な方でも十分にクリアできる難易度となっています。
一方で、このアトラクションがもたらす怖さの本質は「暗闇による視界の制限」と「予測不能な横G(急カーブの連続)」にあります。スチームが噴き出す工場内のような薄暗いドームの中を疾走するため、次にレールがどちらへ曲がるのか直前まで視認できません。光と音の派手な演出とともに急カーブや小刻みなアップダウンが連続するため、体感的なスリルは数字以上のものを感じさせます。
絶叫マシンが完全にNGな方にとっては暗闇のスピード感に圧倒される可能性があるものの、バイキングやフリーフォールのような強い内臓浮遊感が苦手なだけであれば、問題なく爽快感を楽しめる絶妙なバランスに仕上がっています。