最上川千本だんごの看板を掲げるのは、大正時代から続く老舗の「横丁とうふ店」です。もともとは大石田町で地元住民に愛される豆腐づくり一筋の工房でしたが、豆腐づくりの技術と良質な大豆・水へのこだわりを活かして開発されただんごが口コミで爆発的な評判を呼び、今や全国区の知名度を誇る名所へと成長しました。
豆腐づくりに欠かせない清らかな水と、山形県が誇るブランド米「はえぬき」。この2つの素材の良さをストレートに伝えるため、だんご生地には砂糖や品質保持剤といった添加物を一切加えていません。米を蒸して搗き上げる昔ながらの製法で作られるだんごは、ひと口噛むごとにしっかりとした弾力と、米本来の素朴な甘みが口いっぱいに広がります。
さらに、だんごが見えなくなるほど豪快に盛り付けられる「あん」の存在感も圧巻です。豆腐店だからこそ知り尽くしている大豆の旨味を凝縮したあんは、甘さ控えめで素材の風味が際立っており、何本でも食べ進められる絶妙な仕上がりになっています。