ここ数年の男子バレー界で起きた最大のトピックは、かつて絶対的王者として君臨していたブラジルの足踏みと、日本をはじめとする戦術的進化を遂げたチームの台頭です。
男子バレー順位変動理由の中核には、男子バレーパリ五輪結果とネーションズリーグでの対戦成績が直結しています。五輪の舞台において日本は準々決勝でイタリアとフルセットの死闘を演じ、紙一重で惜敗したものの、世界トップ基準のクオリティを証明しました。一方のブラジルは予選ラウンドから苦戦が続き、格下と目されていた相手への取りこぼしが響いて大量のポイントを失う事態となりました。
男子バレー強豪国ポイント差に目を向けると、1位ポーランドが頭ひとつ抜け出しているものの、2位フランスから6位ブラジルまではわずか約50ポイント差以内の過密地帯となっています。この過密ゾーンでは、1つのマッチを「3-0で勝つか」「2-3で落とすか」の違いだけで、順位が2つ以上入れ替わるシビアな環境が生まれています。