SPEEDのスキャンダル史において、最も世間に重い衝撃を与えたのが上原多香子の不倫問題です。2012年8月、上原はヒップホップグループ「ET-KING」のメンバー・TENNさんと結婚。誰もが祝福したゴールインでしたが、わずか2年後の2014年9月、TENNさんは自ら命を絶つという悲劇的な結末を迎えます。
当初は突然の死に同情が集まっていましたが、事態は2017年8月の週刊誌報道によって一変します。TENNさんの遺族が公開した遺書の中に、上原と俳優・阿部力との不倫関係を明確に示すメッセージや、親密なメッセージアプリのやり取りが遺されていた事実が白日の下に晒されたのです。
遺書に記された悲痛な叫びと子宝に恵まれない悩みの告白は、単なる芸能スキャンダルの域を超え、上原に対する激しい社会的批判を巻き起こしました。この報道を契機に、上原は表舞台からの事実上の撤退を余儀なくされます。
その後、上原は2018年9月に演出家のコウカズヤ(椿原愛海)氏と再婚を発表し、子どもを出産。しかし2026年以降にも新たな男性トラブルが報じられるなど波乱は続き、拠点を沖縄へと移しながら美容関連事業や劇団活動の模索を続けていますが、かつての芸能界での輝きを取り戻すには至っていません。