デスクワーク中などに何杯もコーヒーを重ねてしまう人は注意が必要です。コーヒーの飲みすぎで腹痛が起きる理由の中核には、過剰摂取されたカフェインによる自律神経への影響があります。
適量のカフェインは集中力を高めますが、過剰になると交感神経を過度に興奮させます。その反動やストレス反応として胃腸の血管が収縮し、粘膜の血流が低下。胃を守る粘液の分泌が減少し、カフェインによる胃痛や下痢が引き起こされやすくなります。胃粘膜が荒れた状態で腸が異常収縮を繰り返すため、差し込むような強い痛みを覚えるのが特徴です。
一般的な成人のカフェイン摂取目安量は1日あたり最大400mg(レギュラーコーヒー約3〜4杯分)とされています。体質的にカフェインの代謝能力が低い「スローメタボライザー」と呼ばれる人は、わずか1杯のコーヒーでも急激な胃痛や腹痛を覚えるケースがあります。