童謡のイメージが強い楽曲だが、実際には1オクターブ以上の音域をフルに使用する。男性が原曲キーのまま歌うと、エンディングに向かう「さあ歌いましょう」の高音部分で声がかすれたり裏返ったりするトラブルに陥りがちだ。無理をせずキーを2音ほど下げるか、地声からスムーズに裏声(ファルセット)へシフトするポジションをあらかじめ把握しておくことが成功の鍵となる。
宴会の二次会や大勢での合唱で場の空気をつかむなら、フレーズの「掛け合い」を巧みに使うのがスマートだ。一人で終始マイクを独占するのではなく、各音階の頭のフレーズで周囲にマイクを向けたり手拍子を促したりすることで、会場の一体感は一気に最高潮に達する。ラストのロングトーンではしっかり胸を張り、最後までブレずに声を伸ばし切る姿を見せれば、採点結果以上の喝采を浴びるはずだ。