館内を歩いてまず目を引くのが、近年全面リニューアルを果たした大型フードエリアだ。従来のフードコートにあった「慌ただしく食事を済ませる場所」というイメージは完全に拭い去られている。
開放感あふれるインテリアに一新された空間には、地元広島のB級グルメから世界的チェーン、そして注目のアジアンフーズまで多彩な店舗がズラリと並ぶ。テーブル席にはモバイルオーダーシステムと充電用コンセントが標準装備され、昼時にはノートPCを広げて課題をこなす広島大学生と、幼い子どもを連れたファミリーがごく自然に同じ空間を共有している。
「放課後に友達と寄って動画を見ながら軽食をとるのが日課です」と話す地元大学生の声が象徴するように、単に満腹感を得るだけでなく、居心地の良い滞在時間を楽しむカルチャーが完全に定着している。