高校卒業後、彼女が進学先に選んだのはフェリス女学院大学文学部だった。すでに人気モデルとして多忙を極め、ドラマや映画のオファーが途切れない時期である。なぜ、あえて進学という道を選んだのか。
そこには「芸能界だけに依存しない自分を持ちたい」という、冷徹なまでの自己客観視があった。結果として、仕事との両立により卒業までに7年の歳月を要することになる。休学を挟みながらも、彼女は決して諦めなかった。レポートを書き、試験を受け続けたその執念は、単なる「学歴」のためではなく、自分で決めたことをやり遂げるというプライドの証明だった。