日本における女子競技の躍進を語るうえで、北見市常呂町を拠点とするロコ・ソラーレの存在は欠かせない。このチームの基礎を築き上げたパイオニアこそ、長年日本代表として牽引した本橋麻里だ。彼女自身、「マリリン」の愛称で親しまれ、一大ブームを巻き起こした屈指のカリスマ選手であった。
本橋麻里が掲げた「地元から世界へ」という理念のもと結成されたロコ・ソラーレは、藤澤五月や吉田知那美ら稀代の才能を集結させ、世界屈指の強豪へと成長を遂げた。ハウス内での緻密なコミュニケーションや、ピンチの場面でも互いを信じ抜くチームワークは、見る者の心を揺さぶる。彼女たちが放つ美しさは、厳しい練習と深い信頼関係によって培われた「チームの絆」から自然と滲み出るものなのだ。