四角佳子との離婚後、拓郎の私生活は再び大きな注目を集めることとなる。1977年には人気アイドルであった浅田美代子と再婚。当時、トップスター同士のカップルとしてワイドショーや芸能誌を大いに賑わせた。浅田との間には子供は恵まれなかったものの、二人の結婚生活は数年にわたり世間の関心事であり続けた。
その後、1984年に浅田と離婚した拓郎は、1986年に女優の森下愛子と三度目の結婚を果たす。森下との生活は拓郎にとって真の安らぎの場となり、晩年の音楽活動や健康面を支える大きなパートナーシップへと結実していく。母が異なり、度重なる家庭環境の変化を経ながらも、娘である彩さんと拓郎の絆が途切れることはなかった。複雑な家庭環境の中でも、拓郎はひとりの父親として、成長する娘を見守り続けていた。