インターネットの掲示板やSNSでは、児童相談所に対して「対応が強引すぎる」「逆に相談してもすぐ動いてくれなかった」といった相反する口コミが見受けられます。こうした評価の二極化には、児童相談所が担う「支援機関」と「司法・介入機関」という2つの顔が大きく関係しています。
調査によると、通報を受けて介入された当事者側の不満がネット上で強調されやすい一方、育児ノイローゼや発達の悩みを抱えて自ら窓口を訪れた保護者からは、「専門員が何時間も親身に話を聞いてくれた」「ショートステイを活用して精神的に救われた」といった肯定的な評価が多数寄せられています。
秘密保持義務があるため、児童相談所側が個別の事案に対して反論や詳細な情報発信を行えない点も、誤解や一方的な批判が広がりやすい要因です。客観的な実態としては、限られた人員と時間の中で子どもの安全を最優先に確保するための苦渋の判断が日々下されています。