県が推進するインクルーシブ教育推進プロジェクトの波は、ここ横須賀市の教育シーンにも大きな変化をもたらしている。地域の小・中学校との「交流及び共同学習」は、かつての一時的なイベント型から、日常的な学びの共有へと深化し始めた。
近隣の公立学校の児童が武山の校舎を訪れ、作業学習や体育の授業を共にする。言葉を交わさずとも、同じ作業に没頭するなかで自然と生まれる相互理解。地域の住民からも「障がいを特別なものと捉えず、同じ街の仲間として自然に接する子どもたちが増えた」と歓迎する声が聞かれる。孤立した学び舎から、地域に開かれたコミュニティ拠点へ。学校のあり方そのものが再定義されつつある。