ビジネスの現場では、この単純な計算を怠ったために重大な意思決定を誤る事例が後を絶たない。
あるECサイトの運営チームが、AキャンペーンとBキャンペーンの効果を比較した。
- Aキャンペーン:購入者数 150人
- Bキャンペーン:購入者数 80人
数字だけを見ればAの勝ちに見える。しかし、アクセスした総人数(総度数)を加味すると景色は一変する。
- Aの総アクセス数:3,000人(相対度数:150 ÷ 3,000 = 0.05)
- Bの総アクセス数:800人(相対度数:80 ÷ 800 = 0.10)
効率が良いのは明らかにBだ。相対度数(コンバージョン率)を見ずにAばかりに予算を投じていれば、企業の資金は無駄に溶けていくことになる。