インターネットの検索エンジンに「JTB 小田原 ダイナシティ」と入力すると、候補として「閉店」「撤退」といった不安を煽るキーワードが表示されることがあります。これから利用を検討している方にとっては「せっかく足を運んだのにシャッターが閉まっていたらどうしよう」と懸念されるのも無理はありません。
しかし、取材調査の結果、この閉店の噂は事実無根の誤解であることが明白になりました。このような噂がネット上に定着してしまった背景には、次の2つの構造的要因が存在します。
第1に、旅行大手各社が2026年から2026年にかけて断行した全国的な路面店舗の統廃合です。当時、小田原駅周辺や近隣の商業エリアにあったサテライト窓口やチケットカウンターが相次いで整理・再編されたニュースが強く記憶に残り、「小田原のJTBが消えた」という断片的な情報として定着してしまいました。
第2に、ダイナシティ内のテナント入れ替え情報との混同です。約200店舗がひしめく大型施設ゆえ、ファッションや飲食フロアの定期的なリニューアル情報が旅行会社の動向と混同され、SNSやQ&Aサイトで誤った伝言ゲームが発生していました。ダイナシティウエストモール4階のJTBは、西湘地域の基幹店舗として安定した稼働を続けています。