子どもが比較的軽症で済むのに対し、なぜ大人はここまで痛めつけられるのか。理由は、大人が持つ免疫システムの「過剰反応」にある。大人の体はウイルスを排除しようと激しい免疫応答を起こし、それが強い炎症や激痛となって体に跳ね返ってくるのだ。
さらに、手足口病を引き起こすウイルスには「コクサッキーウイルス」や「エンテロウイルス」など複数の種類がある。過去に一度かかったことがあっても、異なるタイプのウイルスには免疫が通用しない。自分がどのタイプの免疫を持っているかは分からず、大人は常に「無防備な状態」で未知のウイルスと対峙することになる。