海底トンネルの作り方を徹底解剖!水が入らない仕組みと日本の土木技術

海底トンネルの作り方を徹底解剖!水が入らない仕組みと日本の土木技術

海底トンネルの作り方を徹底解剖!水が入らない仕組みと日本の土木技術に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

地中を掘るシールド工法に対し、海の上に浮かべてから底に沈めるダイナミックなアプローチが沈埋工法です。港湾部の都市トンネルや河川横断道路などで広く採用されています。

建設の手順は、まず陸上のドライドックで1ブロックあたり長さ100〜150メートル前後、重さ数万トンに達する中空のコンクリート函(沈埋函)を複数製作することから始まります。函の両端を仮の鋼製隔壁で密閉し、内部を空洞にしてドックに注水すると、巨大なコンクリートの塊が船のように海上に浮かび上がります。

これをタグボートで設置現場まで曳航し、あらかじめ海底に掘削しておいた溝(トレンチ)の直上に配置します。函内のバラストタンクに注水して重量を増やし、クレーン船でミリ単位の位置制御を行いながら海底へ沈降させます。

海底に沈めた後は、前述の水圧接合によって隣の函と完全に連結し、内部の隔壁を取り払うことで一本の巨大なトンネル空間が出現します。最終的にトンネルの上部を良質な土砂や捨石で埋め戻すことで、海流や大型船の錨(いかり)の落下から構造物を保護します。沈埋工法はトンネルの断面を道路用や鉄道用など四角く自由に設計できるため、空間効率に優れる利点があります。

渡辺 美咲
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渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。