仙人掌のキャリアを語るうえで絶対に外せないのが、グループとしての活動と所属レーベルの存在です。盟友であるISSUGI、Mr.PUGとともに結成したユニット「MONJU」は、2006年に『103LAB.EP』、2008年に名作『Black de.ep』をドロップ。ブラックミュージックの深淵を捉えたビートとタイトなラップの掛け合いは、当時のインディペンデントシーンに絶大な衝撃を与えました。
さらに、彼らが中核を担ったクリエイティブ集団DOWN NORTH CAMP(DNC)や、設立されたインディペンデントレーベルDOGEAR RECORDSは、東京のヒップホップにおけるひとつの美学を決定づけました。仲間たちと切磋琢磨しながら研ぎ澄まされた仙人掌のラップスキルは、グループの看板として常にシーンの指標であり続けています。