誰でも楽しめるシネマ・チュプキ・タバタの魅力と予約・設備を徹底検証

誰でも楽しめるシネマ・チュプキ・タバタの魅力と予約・設備を徹底検証

誰でも楽しめるシネマ・チュプキ・タバタの魅力と予約・設備を徹底検証の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

劇場名にある「チュプキ(Chupki)」とは、アイヌ語で「月」「木漏れ日」「自然の光」などを意味する言葉です。「暗闇の中に光を灯し、誰もが映画のぬくもりを分かち合える場所にしたい」という願いを込め、バリアフリー映画鑑賞推進団体「City Lights」の代表を務めていた平塚千穂子氏がクラウドファンディングなどを通じて多くの支援者とともに2016年に設立しました。

一般的な映画館では、バリアフリー上映は「特定の曜日や時間帯」に限定されるケースが大半です。しかし、シネマ・チュプキ・タバタでは上映されるすべての映画に日本語字幕が表示され、全座席に備え付けられたイヤホンジャックからシーンの情景を伝える音声ガイドをいつでも自由に聴くことができます。この「いつでも誰でも同じ空間で鑑賞できる当たり前」を常設した点が、映画興行の歴史における画期的なイノベーションでした。

空間へのこだわりも徹底しています。客席は「森の中のシアター」をコンセプトに、無垢の木材や緑の植栽が配置され、包み込まれるような安心感を演出。さらに音響には、フォステクス(FOSTEX)製の特注スピーカーによる360度自然音響システムを採用しています。耳元を鋭く突き刺すような過度な重低音ではなく、身体全体に優しく染み渡るような澄んだサウンドスケープが構築されており、長時間の鑑賞でも聴覚にストレスを与えません。

また、後方には完全防音のガラス張り空間「親子鑑賞室(ファミリールーム)」が設けられています。赤ちゃんの泣き声や、発達障害などで声が出てしまう可能性を心配することなく、家族全員が気兼ねなく同じスクリーンを見つめられる工夫が施されています。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。