名古屋市内のダンススクールに足を踏み入れた瞬間から、彼の圧倒的な存在感は群を抜いていた。小学校低学年でダンスを始めた彼は、周囲の子供たちが手足を動かすのに必死な中、音のグルーヴを身体全身で捉えていたという。インストラクターや当時の仲間たちは、彼が魅せた驚異的なリズム感と集中力を「教えられてできるものではない」と振り返る。
ストリートダンスの基礎を体に叩き込み、連日遅くまでスタジオの鏡に向き合った日々。負けず嫌いな性格と表現への純粋な情熱が、彼のパフォーマンスの骨格を作り上げた。名古屋のローカルシーンで培われたアグレッシブなステップと表現力は、後年のステージで見せるダイナミックなダンスパフォーマンスの原点であり、彼自身の揺るぎないアイデンティティとなった。