購入を検討する保護者が真っ先に直面するのが、A型ベビーカーとの境界線だ。国内の安全基準を策定する一般財団法人製品安全協会の「SG基準」において、両者は対象月齢とリクライニング角度で厳格に区分されている。
A型が「生後1カ月(または生後4カ月)から最長48カ月まで」を対象とし、まだ首や腰がすわっていない新生児期を守るために150度以上のフラットに近いリクライニング角度を義務付けているのに対し、B型は「生後7カ月(お座り完了期)から最長48カ月まで」と規定される。背もたれのリクライニング角度は100度以上で設計されており、構造上クッション材や頑丈なフレームが簡素化されている分、本体重量は格段に軽い。
切り替えの判断を月齢の数字だけで下すのは禁物だ。乳幼児発達段階には大きな個人差があり、自力でしっかりと頭部を支え、支えなしで背筋を伸ばして座れる状態に達しているかどうかが、真の安全基準となる。