竜神大吊橋は、竜神川をせき止めた竜神ダムの上に架かる観光用の歩行者専用有料橋です。公式サイトおよび観光いばらきの発表によれば、橋の長さは375メートル、ダム湖面からの高さは100メートル。歩行者専用の橋としては国内最大級の長さを誇ります。橋の鮮やかなブルーの鉄骨と、周囲の緑や紅葉、ダム湖のエメラルドグリーンとのコントラストが、訪れる人々を惹きつけてやみません。
建設の経緯も興味深いものがあります。Wikipediaおよび当時の報道資料によると、旧水府村(現在の常陸太田市)が「ふるさと創生事業」の交付金を一部に充て、総事業費約33億円を投じて1994年4月28日に完成させました。単なるインフラではなく、地域振興の核として生まれた橋だったのです。完成から30年以上が経過した今も、茨城県内有数の観光施設として安定した集客力を維持している点は、当初の狙いが的中したと言えるでしょう。