しかし、この熱狂の裏には常に影がつきまとう。発売直後から、メルカリやヤフオクなどのフリマプラットフォームには、未開封のボックスや、特定のウルトラレアカードが定価の数十倍もの価格で出品されるケースが相次いでいる。特に封入率が極めて低いとされるシークレットカードには、1枚数万円の買い手がつくことも珍しくない。
純粋にコレクションを楽しみたいファンからは、「本当に欲しい人の手に渡らない」「転売目的の買い占めのせいで、近所の店で一度も見かけない」といった怒りと落胆の声が上がっている。メーカー側も購入制限などの対策を講じてはいるものの、需要と供給のアンバランスが生み出すマネーゲームを完全に抑え込むのは容易ではないのが実情だ。