世田谷区桜新町の一等地。もし磯野家が実在し、現在の不動産市場に売りに出されたらどうなるか。
土地面積は約100坪と推定される。2026年現在の世田谷区の地価公示価格や近隣の取引事例から算出すると、土地代だけで軽く2億〜3億円は下らない。超一等地の資産家である。
しかし、建物自体は築年数不明の木造平屋。資産価値としてはほぼゼロだ。それでも、この「5LDK+平屋」という贅沢な空間の使い方は、現代の都心ではまず真似できない。延床面積に対する部屋数の多さと、それを繋ぐ廊下の配置は、現代の効率最優先の建売住宅とは一線を画している。