本場イタリアの食文化におけるパスタのあり方は、映像メディアを通じても世界中に発信され続けている。例えばNetflixのドキュメンタリー番組『シェフのテーブル』では、世界の最高峰シェフたちが素材と真摯に向き合う姿が描かれ、視聴者に強い感銘を与えた。
日本におけるイタリア料理界のパイオニアである小林幸司シェフをはじめ、第一線で活躍するプロフェッショナルたちは、ソースの粘度や具材の大きさに合わせて正確にパスタの種類を選択する。トマトソースの絡み具合、オイルベースの軽やかさ、クリームソースの濃厚さなど、一皿の完璧な調和を生み出すためにスパゲッティの太さや形状を厳密に使い分けているのだ。