物語の核となる弁護士・九条間人は、ボサボサの髪に無精ひげ、鼻に抜ける独特の語り口と、一見すると冴えない男だ。しかしその実態は、半グレ、闇金業者、ヤクザなど、誰もが忌避する顧客の利益を徹底的に守り抜く冷徹な法技術者である。「道徳よりも法」を優先するこの異色のダークヒーローを誰が演じるのか。この点こそがファンの一番の関心事と言える。
下馬評で筆頭に挙がっているのは、複雑な内面を静かな演技で表現できる実力派俳優たちだ。圧倒的な演技力と狂気を孕んだ存在感で知られる俳優Aや、泥臭さとニヒルな知性を兼ね備えた俳優Bの名が囁かれている。九条という人物は、感情を露わにしないからこそ、目の動きや佇まいだけで観客を圧倒する演技力が求められる。彼が魅せる「邪悪なまでの論理的思考」を完璧に表現できる人物として、主演内定の噂がある人物への期待感は高まるばかりだ。