島忠がこのような資源回収に力を入れる背景には、親会社であるニトリホールディングスの経営方針が深く関わっている。ニトリグループを率いる似鳥昭雄会長は、かねてより持続可能な社会の実現に向けた環境負荷低減を重要な経営課題として掲げてきた。家具やインテリアの製造販売にとどまらず、住まい全体に関わるホームセンター事業においてもリサイクルの輪を広げる姿勢が徹底されている。
土は適正に処理・再利用されれば、再び豊かな植物を育てる資源へと生まれ変わる。店舗を単なる消費の場ではなく、地域社会の廃棄物処理を減らす資源循環のハブとして機能させる取り組みは、大手流通グループとしての社会的責任を果たす試みと言える。