毎日17時を迎えると、マクドナルドの店舗周辺の空気が一変する。スマートフォンの画面上に「夜マック」の限定アイコンが点灯し、モバイルオーダーの注文通知が鳴り響く。特に金曜の夕方ともなれば、店頭のピックアップカウンターには黄色い紙袋がずらりと並ぶ。
デリバリー事業の成熟もポテナゲ特大の消費を加速させた。Uber Eatsや出前館、自社デリバリーの配達員たちが次々と袋を受け取り、街へと飛び出していく。オフィスでの残業食としてチームで購入するケースや、オンライン飲み会のつまみとして自宅へ届けてもらうスタイルが一般化。移動の手間さえ省いて手に入る大盛りの幸福感が、夜の都市部を駆け巡っている。