埼玉県とユースファッションの関係を紐解く上で、ストリートカルチャーやギャルモデルの存在は外せない。越谷市出身のカリスマモデル・益若つばさをはじめ、埼玉から全国へトレンドを発信してきたスタイルブックや着こなしのセンスは、時代を超えて現在の高校生たちの感性にも色濃く受け継がれている。
かつての「崩して着る」着こなしから、現代では「計算されたシルエットをスマートに美しく着こなす」方向へと生徒たちの意識はシフトした。自分らしい小物合わせや着崩しのバランスを楽しみながらも、学校の品格や知性を損なわない洗練された美意識。それこそが、現代の埼玉の高校生たちが体現するファッションのリアルと言える。