リンデロンブランドを創出してきた塩野義製薬株式会社をはじめとする製薬産業は、部位ごとに適した基剤と有効成分の厳密な設計を行っている。口腔専用に開発された製剤は、唾液に触れても流れにくい「基剤の付着性」が高度に計算されている。
現在、医療現場で口内炎の治療に第一選択として処方される代表的な安全な代替治療薬が、デキサルチン口腔用軟膏やオルテクサー口腔用軟膏といった口腔粘膜専用のステロイド製剤だ。これらは粘膜にしっかり密着して患部を保護し、微量のステロイドがピンポイントで炎症を鎮める構造になっている。2026年の最新医療においても、OTC医薬品を含め、粘膜付着型の専用パッチや軟膏を使用することが安全かつ最速の治療アプローチとされている。