ここで疑問となるのが、「血液型で本当に顔が決まるのか」という科学的根拠だ。歴史的には日本血液型学会などが過度な血液型決定論に慎重な姿勢を示してきた背景がある。また、国立遺伝学研究所をはじめとする遺伝子・ゲノム解析産業の研究者らも、顔の骨格決定には数百を超える多遺伝子が複雑に関与していることを強調する。
かつて社会現象となった『血液型別 自分の説明書』ブームや、一世を風靡した血液型心理学の時代を経て、現代の科学は「血液型そのものが顔を作るのではない」という結論に達している。しかし、特定の ABO 遺伝子型に連動して発現しやすい特定の表現型(肌質や脂肪のつきやすさなど)が存在する可能性までは否定されておらず、今後のさらなるゲノム解析に期待が集まっている。