長いペナントレースを勝ち抜き、最終決戦の舞台であるSMBC日本シリーズへと駒を進めるのはどの球団か。過密日程が続く中、勝敗の分岐点となるのはブルペン陣の運用とベンチワークの柔軟性だ。
先発投手が崩れた際のロングリリーフの粘り、1点を争う場面で投入される代走の切り札、相手の守備シフトの裏をかくセーフティバント。派手なホームランの裏で繰り広げられるスモールベースボールの徹底こそが、強豪ひしめくトーナメントを勝ち抜く生命線となる。指揮官の決断ひとつが栄冠への扉を開き、あるいは閉ざす。極限状態での戦術眼が試されている。