かつてTBSテレビの日曜劇場『半沢直樹』で見せた大和田常務役の怪演は、社会現象となりお茶の間を席巻した。続く『六本木クラス』でも強烈な悪役を演じ切り、日本ドラマ界における「怪優」としてのポジションを揺るぎないものにしていた。しかし、過去の騒動によって芸能界における彼の立ち位置は劇的な変化を余儀なくされた。
広告スポンサーの撤退やテレビ局の自主規制により、一時は表現の場を完全に奪われたかに見えた。しかし、時間経過とともに彼に対する評価は「過剰なバッシング」から「稀代の役者をこのまま埋もれさせていいのか」という議論へとシフトしつつある。テレビ局側の硬直した姿勢とは対照的に、クリエイター側からのラブコールはむしろ強まっているのが現状だ。