日本を代表する少年マンガや長編作品が相次いで連載1000話の大台を突破したことで、読者の消費行動に変化が生じている。『ONE PIECE』や『名探偵コナン』、『はじめの一歩』といったモンスタータイトルは、新規読者や復帰読者が一気に追いつくのが難しく、一括して全話読める手段を探す動きが熱を帯びた。
特に「1000話」という区切りは、作品のクライマックスや重大な伏線回収と重なることが多く、SNS上でのバズをきっかけに検索に走る層が後を絶たない。しかし、海外経由で流出する未加工データ「RAWファイル」を無断掲載する違法サイトは、そうしたファンの心理を巧みに利用している。