バナナマンが結成されたのは1993年のこと。当時、日村はまだ21歳だった。現在のぽっちゃりとしたキャラクターとは異なり、当時の彼は非常にスリムで、鋭い眼光が印象的な青年だった。当時の写真を見ると、タイトなTシャツにジーンズを合わせ、少し斜に構えたポーズをとる姿は、お笑い芸人というよりもインディーズバンドのフロントマンのようだ。
当時のライブシーンを知る関係者は、「日村さんは最初から華があった」と振り返る。奇抜なキャラクターで笑いを取るスタイルではなく、スタイリッシュなコントを追求していたバナナマンにおいて、彼のスマートな佇まいは不可欠な要素だったのだ。