滞在中のストレスをゼロにするためには、スマートフォン通信、ホテルでの電源確保、そして万一の事態に備える保険の3大インフラを完璧に整えておく必要があります。
まず通信環境については、SIMカードの差し替えが不要で端末の設定のみで開通する「eSIM」の利用が主流です。日本国内で事前に購入・インストールを完了させておけば、グアム空港に到着した瞬間に現地のローカル回線(IT&EやDOCOMO PACIFICなど)に自動接続され、地図検索や配車アプリを即座に起動できます。複数人で常に一緒に行動し大容量のデータ通信を共有したい場合はポケットWi-Fiのレンタルも選択肢に入りますが、身軽さを重視するならeSIMが圧倒的に便利です。
電源事情に関して、グアムのコンセントは日本と同じ「Aタイプ(2枚の平行刃)」が採用されているため、変換プラグを用意する必要はありません。ただし、電圧は日本(100V)よりやや高い110〜120Vです。スマートフォンやノートPC、デジタルカメラの充電器は「100-240V」対応のユニバーサル仕様になっているためそのまま使用可能ですが、日本専用のドライヤーやヘアアイロンを持ち込むと発熱トラブルや故障の原因になります。熱器具を持参したい場合は、必ず海外対応(100-240V対応)モデルを選ぶか、ホテルの備え付けを利用しましょう。
見落としてはならないのが海外旅行保険の加入です。アメリカ領であるグアムの医療費は非常に高額で、急な体調不良による受診や点滴治療だけで数十万円、盲腸などの緊急手術や入院を伴うと数百万円規模の請求が発生します。クレジットカード付帯の保険を利用する場合は、「自動付帯」なのか「旅行代金を決済した場合のみ有効な利用付帯」なのかを必ず約款で確認してください。さらに、傷害・疾病治療費用の補償限度額が十分でない場合は、不足分を補う単体の旅行保険へ追加加入しておくことが最善のリスクヘッジとなります。