炭化した頑固な油汚れを安全かつ劇的に除去する最強のアイテムが「重曹(炭酸水素ナトリウム)」です。酸性の油焦げをアルカリ性の重曹で中和・分解することで、コーティングを傷つけずに汚れをツルンと浮き上がらせます。セラミックフライパンの重曹を使った焦げ落としは、以下の4ステップで完了します。
【重曹煮沸法の手順】
ステップ1:水と重曹を入れる
フライパンに焦げ付きがしっかり浸かる程度の水(約500ml〜1L)を入れ、重曹を大さじ1〜2杯投入して軽く混ぜます。
ステップ2:弱火〜中火で沸騰させる
火にかけ、沸騰したら弱火にして約10分〜15分間煮立たせます。発泡作用とアルカリの力で、炭化した油が次第に柔らかくなります。
ステップ3:火を止めて完全に冷ます
火を止め、お湯が自然にぬるま湯程度まで冷めるのを待ちます(急冷は厳禁)。冷める過程で汚れがさらに緩みます。
ステップ4:柔らかいスポンジで軽く撫で洗い
中身を捨て、台所用の柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて優しく擦ります。焦げ付きがスルリと剥がれ落ち、表面のツヤが蘇ります。
なお、酸素系漂白剤であるオキシクリーンを用いた洗浄を検討する方もいますが、アルカリ性が強すぎるため、フライパンの外装塗装やアルミ露出部分を腐食させる恐れがあります。内側のセラミック面にとっても重曹のほうが安全性が高いため、まずは重曹煮沸法を最優先でお試しください。